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ウォーターサーバー詐欺業者から届いた騙しメール
ウォーターサーバーを設置する家庭が年々増えてくる中、実際にウォーターサーバー詐欺業者から届いたメールをお見せします。
どうしてこれらの業者が私のメールアドレスを知ったかはわかりませんが、たぶん名簿業者(1メールアドレス10~200円で販売する業者)などから入手しているものと思われます
では実際に届いた詐欺メールをご覧ください。
見ていただければわかりますが、極々シンプルな文面で特に怪しい点はないようみ見えるのですが、まず以下のものが欠落しています。
・ウォーターサーバー業者名
・サーバのブランド名
・住所
・電話
さらに、サーバーレンタル1年無料(これは永久無料のところも実際あります)、幻の天然水が1年間無料、乗り換えで50,000円キャッシュバック、○○(有名テーマパーク)のチケットを4名分もらえるという、まことにうれしい大盤振る舞い!
さらに、さらにですよ!一番下のリンクをクリックすると、たった1枚の申し込みページだけが表示され(サーバーやお水の画像すらない)、氏名や住所、その他必要事項?を書き込む仕様で、最後が面白いのですが、「このキャンペーンに申し込むには、事前の申し込み金15,000円を下記口座にお振込みくださいと書いてあること(笑)。普通だったらとても怪しいメールで騙されるということはすぐにわかります。
でもこういうメールで実際に騙されてお金だけとられ、サーバーも水も届かないし、企業名や住所、電話すらメールに記載されていないので問い合わせのしようがありません。個人情報も取られてしまいます。
もちろん私は仕事柄、いろいろなところにメールアドレスを登録しているのでウォーターサーバー詐欺の悪徳業者以外にも、インチキセミナーのお誘い、ペテン師がやってる金融業者、怪しい輸入品の格安ショップなど、実に多くのインチキメールが届きます。
もういちど先ほどのウォーターサーバー詐欺メールを深読みすると、「幻の天然水1年間無料」幻の天然水ってどこのお水?「サーバー乗り換えで50,000円キャッシュバック」他の業者は最高でも15,000円~16,000円くらいなんですけど?「〇〇のチケット4名様分プレゼント」とてもその有名なテーマパークのチケットはもらうことなどできませんよ!
も~嘘だらけ!ウォーターサーバー業者がメールをしてくる場合、以前契約していた業者からの再度のお誘いくらいしかないんですよ。
間違っても、たとえ正規の優良ウォーターサーバー業者はもちろん、どこかでメールアドレスを集めて不特定の方に申し込みキャンペーンメールなど送りません。(許諾のない不特定多数の人にメールを一斉送信する行為は違法ですからね)
さて、かんたんに見てきましたが、特にこれらのメールは3~8月ごろに遅らられてくる傾向があり、秋、冬はパッタリと来なくなります。
みなさんも絶対に甘い誘いのメールが届いても申し込んではいけませんよ!!
詐欺だ!と叫ぶ前にウォーターサーバー会社の規約を良く読む
上記のウォーターサーバー詐欺は誰にでもわかると思うのですが、よく通常のウォーターサーバー契約で後に話が違うということでトラブルが発生しているという話を聞きます。
いちばん多く発生しているのが以下のようなものです。
・サーバーの無料、有料
・無料ボトル水の提供期間
・解約の時の違約金
実際ウォーターサーバーを契約する時には、多くの方がホームページ上の表記を見て契約する会社を決めていると思います。
よく「※」や「注1」が各ホームページにありますが、これが表示されているものはかならず利用規約を読むようにしないといけません。
たとえば・・
■ノルマ
サーバーは基本無料ですが、毎月のボトル注文数が2本以下の場合は有料など
■期間
無料ボトル水の提供はキャンペーン期間中に申し込まれた方のみ対象など
規定利用期間を満たしていない場合の解約は違約金をいただきますなど
■その他
ボトル水の配達料金がかかりますなど
実際は規約には書かれているが未読ということがトラブルの原因であることが多く、ウォーターサーバー業者の詐欺行為で悪徳業者ではないわけです。だから、契約の時には字が小さくて面倒でも利用規約に目を通すことはとても大切なことなんです。他の商品購入やサービス申し込みのときも同じように規約をよむ癖をつけましょう。
まとめると、「〇〇は無料ですが条件がありますよ」という部分を良く確認しましょうということなのです。
チラシ勧誘、訪問販売ウォーターサーバー業者にも気を付けよう
これからお伝えするのは、ウォーターサーバー詐欺とまではいえないが少し契約に注意が必要かな?という業者をみていきましょう。
昨今、ウォーターサーバーに限らず多くの商品、サービスがホスト投函チラシや訪問販売で売られています。
もちろんすべてが詐欺ではありませんが、中にはちょっと黒じゃない?と思うような勧誘も多く見受けられます。
■投函チラシタイプ
チラシでウォーターサーバーを勧誘している場合、その多くは他の商品(こちらの勧誘がメイン)との抱き合わせ販売という場合が多いです。
この商品(サービス)を契約してくれれば、「なんとウォーターサーバーがタダで使えますよ!!」みたいな勧誘です。
もちろんウォーターサーバーだけ欲しいといっても無理な相談で、ウォーターサーバーは無料で使えるけど、高っかい商品やサービスを契約させられてしまいます。
■訪問勧誘タイプ
この場合は抱き合わせ商法ではなくウォーターサーバーの勧誘だけというパターンが多いです。
しかし、その内容を見ると大手のウォーターサーバーと比べ物にならないほどひどく、このサーバーどこの?本当にお水は安心なの?というような業者がたくさんいます。
中にはお水が天然水で、取水地はあの有名な〇〇〇で、健康や美容に最高で、病気まで治っちゃうみたいな話で気を引いて契約させるというような業者もあるようです。
ま~断ってしまえば話は簡単ですが、そう!わかりますよね!この手の勧誘員が契約するまで帰らないタイプの人が多いことを!!彼らも一契約あたりいくらもらえるという歩合制の場合がほとんどなので、なかなか引き下がらないですよ。これは他の商品の勧誘の話ですが、なかなか帰らないので「警察呼びますよ!」と突っぱねても「どうぞ、呼んでください」という強者も実際にいますからね。
民事不介入の原則という法律を縦に、法律に触れるギリギリまで居座ることがあるので注意してくださいね。
ウォーターサーバー業者が加盟する水協会とは?
では、安心してウォーターサーバーを申し込める業者の判定方法は?というお話になりますよね。
実は、ウォーターサーバーや天然水(ペットボトル水)、水素水などを販売している会社の多くは、JDSA(一般社団法人:日本宅配水&サーバー協会)に加盟しています。
もちろん一般社団法人:日本宅配水&サーバー協会に加入している会社は信頼がおけます。当サイトでご紹介している業者も加盟しています。
主な会員とその水関連業務内容
・株式会社I・ライフソリューションズ→コメダ珈琲
・アルテッセ株式会社→富士バナジウム天然水
・株式会社イングコーポレーション→ガソリンSS、富士バナジウム天然水
・ウォーターポイント株式会社→水の自動販売機、ウォーターサーバー事業
・コウノウォーター株式会社→スーパーバナジウム富士(Japanetグループ)
・株式会社コムサプライ→ウォーターボトル事業他
・株式会社ザ・トーカイ→うるのん
・株式会社さららいと→ウォーターサーバー事業
・株式会社サンエス→ミネラルウォーターの宅配
・双日新都市開発株式会社→ウォーターサーバー事業
・株式会社ダイオーズジャパン→ピュアウォーター、Teaサーバー
・株式会社タナベエナジー→海洋ミネラルウォータ、水道直結サーバー
・株式会社トーエル↓
信濃湧水天然水、アルピナウォーター、ピュアハワイアン、水素水サーバー、水素シャボンバス
・富士の湧水株式会社→ウォーターサーバー事業
・株式会社プロメディア→八雲の天然水
・有限会社メネフネウォータージャパン→ピュアハワイアン
・アクアクララ→ウォーターサーバー
・株式会社いずみや→100%天然水サーバー事業
・株式会社ウォーターネット→ウォーターサーバー事業
・AW・ウォーター株式会社→北アルプスの天然水
・株式会社コスモライフ→コスモウォーター
・株式会社サイサン→ウォーターワン
・株式会社サニクリーン→ウォーターサーバー事業
・山陰クボタ水道用材株式会社→さひめの泉
・株式会社スナガ→北アルプス天然水
・株式会社ぞっこん四国→ウォーターサーバー事業
・大丸エナウィン株式会社→エフィールウォーター
・株式会社中京医薬品→水素水、アクアウォーター
・株式会社ナック→クリクラ
・プレミアムウォーター株式会社→プレミアムウォーター
・株式会社マーキュロップ→マーキュロップウォーター
・株式会社楽粹→智頭の森 水(ペットボトル天然水)
・ラピロスウォーター株式会社→ラピロスウォーター
上記のように日本宅配水&サーバー協会に加盟している業者なら安心で、ウォーターサーバー詐欺にあうことは考えられません。
ま~ここまで、ちょっとウォーターサーバー詐欺について実例ま交えながらご紹介してきましたが、インターネットは簡単にものを買えたりサービスに加入できたりするので、それに慣れると怪しいかな?と思う前に行動してしまうことが多々あります。
これからも私はお水に関する有益な情報(自分が思うに)を厳選してお伝えしてまいりますので、よろしくお願い致します。
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